*予防接種(DT・日本脳炎)*

学校も夏休みに入り、いよいよ夏本番ですね。今日はジフテリア・破傷風の2種混合の接種で、6年生の児童さんが何人か受診されました。このワクチンの特徴として、注射部位が腫れやすく、またしこりが数ヶ月残ることもあります。注射後ひどく腫れて痛みが強かったり、高熱が何日も続く場合には、医療機関を受診してください。

一方で、日本脳炎のワクチンは現在も不足しています。ワクチンを製造している化血研が熊本地震に被災したために全体の供給量が減っていることが原因で、内科クリニックにはワクチンが供給されない状況が続いています。ただ、日本脳炎の接種対象年齢は幅が広く、例えば第2期の追加接種は9歳から13歳未満とされています。保健所からの通知の期間に間に合わなくても接種が受けられなくなるわけではありませんので、ご安心いただきたいです。