*One airway, One disease*

鼻と気管支は繋がっていて、花粉症と喘息とは密接に関連している、という概念を表す言葉です。

世界的にはアレルギー性鼻炎の患者さんの4割が喘息を合併し、喘息患者さんの8割がアレルギー性鼻炎を合併しているそうです。日本の花粉症は少し特殊なケースと思われますが、それでも喘息患者さんの7割が花粉症で、花粉症の症状が強いと喘息のコントロールが不良という調査結果がでているそうです。

花粉症による鼻づまりのため口呼吸で眠っていると、花粉や埃が直接気管支に侵入したり気管支粘膜が乾燥して過敏な状態となるなど、喘息が出やすくなります。また鼻炎によりアレルギーを引き起こす白血球が活性化されて気管支に炎症を引き起こしたり、鼻水中のアレルギータンパクが後鼻漏となって直接気管支に流れ込んで炎症を起こしたりします。

花粉症状を和らげることは、喘息を起こさないためにとても大切です。あと1ヶ月ほど続くスギ花粉、何とか乗り切りましょう。

 

*桜が満開ですね*

桜が満開ですね。一昨日、厚生局による集団指導のため岐阜を訪れましたが、堤防道路の桜が見事な満開でした。ただ、空気の乾燥のため粉塵やほこり、黄砂などが花粉に混じって大量に空気中に舞っているらしく、目・鼻がひどい状態になってしまいました。お花見の際には、しっかりと対策をしてお出かけください。

スギ花粉だけでなく、ヒノキの花粉も急激に増えつつあるようです。ヒノキによる花粉症は症状が強く、スギ花粉症で使っていた薬では不十分となることが多いようです。副鼻腔炎などの合併症を起こさないように、早めにご相談ください。

 

*溶連菌が流行っています*

大垣市内でもようやく桜が咲き始めましたね。木戸公園では1分咲きで、週末には見頃になるでしょうか。

現在のど風邪が引き続き流行っていて、溶連菌感染による咽頭痛と発熱の方も見られています。溶連菌はたちの悪い菌で、後に腎臓や心臓弁に炎症を起こしたりしますので、抗生剤でしっかりと治療することが必要です。5分ほどで検査結果が判明しますので、日に日にのどの痛みが強くなっている方は検査を受けることをお勧めします。

今週水曜日(28日)は、夕方の受付・診察が17時からとなりますので、ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い致します。

 

*花粉症による喘息発作*

明日は春分の日ですが、あいにくのお天気ですね。高山や関東方面へお出かけの方は雪にお気をつけ下さい。

花粉症とともに喘息発作や咳喘息で来院する方が増えてきています。花粉症状をコントロールしておくことで、喘息発作が誘発されるのを防ぎましょう。

インフルエンザは今だに散発している状態で、北中ではA型による学級閉鎖が出ています。暖かくなり、発熱に気付かずにすごしているうちに周りに広げてしまうケースが増えてきているようですので、ひどいだるさや腰痛などが見られましたら、インフルエンザも念頭に受診していただきたいです。

 

*花粉が増えてきました*

かなり花粉が増えてきましたね。先週くらいから鼻炎症状の患者さんが急増していて、PM2.5や黄砂の影響のためか鼻症状だけでなく咳症状を訴える方も多く見受けられます。私も少し外出しただけで目・鼻症状が強くなっています。外出後は洗顔と鼻腔洗浄(ぬるま湯を鼻ですすってからしっかり鼻をかむ)で、目の周辺や鼻腔内に付着した花粉を洗い落としましょう。

明日からインフルエンザの新しい内服薬が使用可能となります。従来のインフルエンザ薬よりわずかに値段が高いですが、その分早く解熱するそうです。現在もインフルエンザはA型、B型ともに散発している状況です。咳嗽、強い倦怠感、発熱が続くような時には検査を受けましょう。

 

*肺炎球菌ワクチン、忘れていませんか?*

平成29年度の肺炎球菌ワクチン接種の助成は今月で終了となります。4月になると助成が受けられなくなり全額実費(8000円前後です)となりますので、通知を受け取っていてまだ接種できていない方は、今月中に接種を受けるようにしましょう。当院では予約不要で、来院時に接種させていただいています。通知書類を持参してご来院ください。

 

*花粉症治療薬*

今朝までの雨で花粉がやや少なくなったようですが、診察中にくしゃみ・鼻水が始まってしまいました。やはり花粉が飛んでいるんですね。

花粉症の治療薬として使われる抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤には様々な種類があります。日本で最も多く使用されているアレグラという薬は眠気が出にくく強さもほどほどのため子供から大人まで幅広く処方されていますが、より強い効果のものや眠気の全く出ない(はず)のもの、鼻づまりに効くものなどもあります。症状に一番適切な薬を使いながら、このつらい季節を乗り切りましょう。

 

*脂肪肝について*

昨日、西濃消化器病講演会に出席して「GERD診療の最前線」「危ない脂肪肝とは」の2題を拝聴しました。3月で市民病院を退官されます副院長の熊田先生による脂肪肝の講演は、最新の知見を元に、専門外の私にもとてもわかりやすいお話でした。

今や3人に一人は脂肪肝を持っていると言われていますが、アルコールを飲む飲まないに関係なく、繊維化を伴う脂肪肝が危険だということがわかってきたそうです。また繊維化は肝臓病による死亡の原因となるだけでなく、脳血管病変やその他の原因による死亡のリスクも上昇することが判明しているとのことです。繊維化の程度は年齢・AST・ALT・血小板数から算出(FIB-4インデックス)することができます。脂肪肝と言われたことのある方はご相談ください。

 

*花粉症の点鼻薬について*

今日は来院患者さんの多くの方に鼻炎薬を処方しました。鼻炎症状には内服薬を希望される方がほとんどで、点鼻薬を希望される方は少ないようです。点鼻した時のツーンとした刺激がイヤ、刺激により余計に鼻水が出る、などで敬遠されるようです。でも、花粉症状の一番の原因箇所が鼻腔粘膜のため、そのアレルギー反応を食い止めるには直接その場所に薬が届く点鼻薬は、もっとも合理的な対処方法と思われます。ステロイド系の点鼻薬は炎症を抑えながら鼻粘膜のむくみをとってくれるので、点鼻後の鼻症状は確実に楽になります。副作用もほとんど気にせずに使えますので、使用したことのない方には是非試していただきたい治療法です。

 

*花粉症*

強風でホコリが舞ったりしていることも影響しているのでしょうか、大垣市ではまだ花粉の量は多くないようですが、私はこのところ少しずつ花粉症状を感じる日が多くなってきました。先週あたりから鼻症状で来院される方も徐々に増えていますので、症状が強くなる前にお気軽にご相談ください。

今シーズン猛威を振るったインフルエンザですが、ようやく1日に数人レベルと落ち着いてきました。インフルエンザではない高熱の出る風邪がこの週末あたりから目立つようになっています。のど風邪や溶連菌性咽頭炎も流行していますので、引き続きうがいや手洗いを励行しましょう。